鍵の強度について考えてみます。
Debianは2008年5月15日脆弱性に関する報告を発表しました。
OpenSSLライブラリのパッケージメンテナンスの際に誤ったパッチを導入した結果、鍵生成に適切な乱数が使われず僅か65536通りの予測可能な物が生成されてしまった事を明らかにしました(なお、この問題はOpenSSLそのものの脆弱性ではありません)。
この影響を受けるのはDebian sargeより後のバージョンのDebianと、それから派生したDamn Small Linyx、KNOPPIX、Linspire、Progeny Debian、sidux、Ubuntu、UserLinux、Xandrosです。
脆弱性のあるバージョンのOpenSSLは2006年9月17日に公開された。
安定バージョンがリリースされた2007年4月8日以降は確実に影響を受けます。
脆弱性のあるバージョンのOpenSSLで作られた鍵全て、SSH鍵、OpenVPN鍵、DNSSEC鍵、X.509証明書を生成するのに使われる鍵データ、およびSSL/TLSコネクションに使うセッション鍵等が影響を受ける。
これらの鍵は65536通り全てをブルートフォースアタックで試すだけでいずれの鍵が使われているか解読可能であり(SSHでは20分間で解読できたと報告されている)、また脆弱な鍵がインストールされたDebianを含むの全てのオペレーティングスシステムにおいて緊急の対応が必要であると専門家が注意を呼びかけている(その対象にはMicrosoft Windowsなど非UNIX系OSも含む)。
具体的対応については、Debianの報告の他、JPCERT/CCの勧告等に従うべきです。